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加藤 秀弘:著 水界に生息する哺乳動物群は地球上のあらゆる水域に適応放散している。これらの動物群は水棲哺乳類(もしくは水生哺乳類)として表記するほうが正しいかもしれないが,一般的には海産哺乳類として浸透している。本書では,おもに海域に生息する鯨類を中心に,ジュゴンやマナティなどカイギュウ類,アシカ,アザラシなどを含む鰭脚類について展開しており,ほかに例をみない構成となっている ●主要目次 |
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Trevor Platt & Shubha Sathyendranath:著 海洋の生態系の構造と機能を理解するために,一次生産についての知識は不可欠である。本書では,一次生産量を計算するために必要となる基礎理論を系統的に展開し,海洋における一次生産をモデル化するにあたってどのような点に注意し,どういった手順をふめばよいか,実際の手法とともに解説した。「海洋と生物」で連載されたものを単行本用に再編集した,待望の書。 ●主要目次 第 1 章 光合成と光(序文/主要な変数/現象論的な設定/数学的な表現/経験モデル/スペクトル表示/規格化された照度と光順化パラメータ/解釈) 第 2 章 水柱における 1 日の一次生産量(序文/深度に依存しない生物量/経験的な推定法) 第 3 章 生物量分布が一様でない場合(ずらしを入れたガウス分布/任意の層での光学的な性質/ガウス分布をもつ層の減衰係数/応用/一般的なクロロフィル量の分布/一様でない生物量分布が一次生産量におよぼす影響/データ/解析/一次生産量の計算と光の場の角度分布の重要性/固有の光学特性とみかけの光学特性/一次生産量の計算への応用) 第 4 章 光の場の角度分布(輝度と照度/下向きの照度の余弦成分の平均/海面に到達する光の角度分布/光源輝度の角度分布/大気中の輝度の関数とした水中での輝度/水中での余弦成分/大気中での輝度が一様な分布/大気中での輝度分布がハート型の場合/水中での輝度が一様な分布/利用可能な光モデル/吸収光モデル/光の場の角度分布と吸収光モデル/一次生産量の完全な定式化/吸収光モデルと利用可能な光モデル) 第 5 章 光合成−光モデルの生理学的な基礎(序文/指数関数モデル/ハイパボリックタンゼントモデル/統計的な基礎/光合成ユニット(PSU)に衝突する光量子の流れ/2 つのモデルの比較/クロロフィル量の比吸収係数/光合成パラメータ/光合成パラメータの相関/光合成パラメータの相対的な大きさ/強光阻害) 第 6 章 植物プランクトンによる光の吸収(パッケージ効果/吸収効率/色素の効果) 第 7 章 海色リモートセンシングと一次生産量(海色リモートセンシング/一次生産量とリモートセンシング/時間と空間のスケール/一次生産量を推定するための成分/リモートセンシングから計算される一次生産量/局所的なアルゴリズム/鉛直的に均質な非スペクトルモデル/表層混合層の 1 日あたりの生産量/一様でない分布/透過水深/有効な生物量/透過水深と有光水深の関係/経験的な方法/光学的特性/海色の解析的なモデル/モンテカルロ法/クロロフィル-a 濃度の推定/局所的なアルゴリズムの外挿/海洋区分の論理的な根拠/動的な生物地球化学的海域区分/生物地球化学的な海域区分の例 /一次生産量のリモートセンシング技術/むすび) 訳注/参照文献/索引 |
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神戸大学水圏光合成生物研究グループ:編 日本は海,陸を問わず水環境に恵まれ,それを利用してきた。水域にとどまらず,私たちをとりまく環境はいま大きな危機をむかえている。 ●目次 2. 陸水における水生植物の多様性と保全(角野 康郎) 3. 水生植物の生理(三村 徹郎・村上 明男) 4. 海藻を用いた海域環境再生−陸と海をつなぐ循環型社会の実現に向けて−(中西 敬) 5. 藻類と環境(池田 知司) 6. マリンバイオによる環境浄化と資源回収(仲山 英樹) 7. 微細藻類の工学的応用−海洋微細藻類の可能性−(竹山 春子・松本 光史・松永 是) 8. バイオマスからの燃料,化学品生産−水生バイオマス利用への期待−(蓮沼 誠久・近藤 昭彦) |
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田中 克・田川正朋・中山耕至:編 ●目次 |
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今島 実:著「環形動物 多毛類」シリーズ 多毛類研究の必携書,待望の続編刊行! 環形動物 多毛類 III B5判 560 頁 本体価格 38,000 円(税別) ISBN4-915342-51-6 本シリーズで網羅した多毛類の分布データをGISにてビジュアル化したCD-ROMつき(Windows対応,要インターネット環境) ●特徴 ●8 科 154 種の内容 環形動物 多毛類 II B5判 554 頁 本体価格 35,000 円(税別) ISBN4-915342-20-4 ●16 科 221 種を掲載 環形動物 多毛類(I 巻にあたります)も好評発売中! B5判 本体価格23,301円(税別)ISBN 4-915342-10 ●6 科 288 種を掲載 |
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待望の第2巻,刊行! <主な掲載種> |
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<2002年に小社より発行した「鯨類資源の持続的利用は可能か−鯨類資源研究の最前線」を,最新の事情に合わせ再編集,一部改訂し,普及版として新版を出版しました> 現在の鯨類資源学で焦点となっているトピックスや鯨類調査の新技術にいて、研究の最前線にいる研究者自身が各々の専門分野を分かりやすくまとめた。鯨類資源学の最も今日的な専門書として、また大学院生、学部学生の演習やゼミ資料として、さらに鯨類学や捕鯨問題に関心のある方々への基礎情報として、価値ある一冊。 <目次> <鯨類の持続的利用は可能か> 鯨類特集にあたり―我が国における鯨類資源研究の方向性―(加藤秀弘)/鯨類資源の利用の歴史とIWC(大隅清治)/鯨類捕獲調査が目指すもの(藤瀬良弘) /IWC改訂管理方式(田中栄次)/生態系と鯨類(川原重幸)/小型鯨類の管理(岩崎俊秀・木白俊哉・加藤秀弘)/日本の鯨類目視調査の現状と将来(宮下富夫) /鯨類の持続的利用は可能か?(畑中寛)/ミンククジラの性成熟年齢若齢化が意味するもの―南極海大型鯨類の動態と新たな調査計画の展開―(加藤秀弘) <鯨類調査の新技術> 鯨類における遺伝学的手法を用いた系群判別(後藤睦夫・上田真久)/ハクジラ類の年齢査定(木白俊哉)/耳垢栓を用いたヒゲクジラ類の年齢査定技術―南半球産ミンククジラを例として―(銭谷亮子・加藤秀弘/南極海におけるクロミンククジラアセスメント航海の変遷と概要(松岡耕二)/ヒゲクジラ類の食性解析―生態系解明の手段としての技術−(田村力)/鯨類の潜水行動研究(大谷誠司)/鯨類における音響調査技術の現状と展望(島田裕之)/バイオプシー・サンプリングシステムの開発(西脇茂利)/ハクジラ類の胃内容物精密分析手技―古くて新しい食性研究のスタンダード―(大泉宏)/計量魚群探知機による鯨類餌生物調査(村瀬弘人・木和田広司)/有機塩素化合物や重金属をトレーサーとした鯨類の生態解明の試み(藤瀬良弘・安永玄太・田辺信介)/鯨類の資源量推定のための飛行機目視調査―スナメリに対する調査―(吉田英可)/安定同位体比を用いた鯨類の生態研究(坂東武治)/鯨類の人工授精に向けて―雄ミンククジラにおける精子の保存と利用―(茂越敏弘)/南極海鯨類目視調査による資源量推定方法の問題点―観察者の経験年数を例として―(森光代・松田裕之)/鯨類資源変動傾向の解析のためのHITTER-FITTERプログラム(袴田高志)/IWCで用いられている鯨類資源評価・管理に関する数理的手法(岡村寛)/小型鯨類の衛星追跡(岩崎俊秀)/マイクロデータロガーによるアカウミガメの潜水行動の研究(南川真吾) <調査と倫理> JARPAの南極海産大型鯨類の生物学的情報入手への貢献(ルイス A. パステネ)/人道的捕殺とは何か―捕鯨と動物福祉―(石川創) −コラム−世紀を越えたシロナガスクジラ(加藤秀弘) |
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ここ数年、世界各国で起こった地震・津波・台風などの自然災害の猛威は、災害の恐怖を強烈に印象づけた。2005年に阪神淡路大震災から10年を迎えた日本でも、行政をはじめとして地域・企業・個人での災害認識は高まりつつある。 ●前半部:自然科学的観点 <目次> |
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日本人の生活圏の中には周囲の二次林を管理し,生活の一部としていた「里山」という文化がある。しかし,この文化も生活の向上とともに姿を消しつつある。湖の周辺に住み,湖と生活をともにしてきた人々も,同じように湖を「里湖(さとうみ)」として管理しながら,生活の一部に取り入れていた。現在は多くの湖沼で生活排水や化学肥料が流入し,すっかりその姿を変えてはいるが,50年前には水面下に植物が生い茂り,そこを生活の場とする動物が豊富に生育していた。特に「モク採り」と呼ばれる沈水植物の収穫は肥料としての利用以上に,湖の生態系を管理する役割も果たしていた。 1.湖沼における自然再生と50年前の水面下の世界(なぜ 50 年前の水面下の世界なのか?/日本の湖沼環境の現在) 2.中海−50年前の水面下の世界と人々の暮らし−(肥料藻の種類,採集場所,採集方法/肥料藻採集権と操業形態/加工と販売,利用法/大根島における肥料藻の重要性と漁場争い/中海における肥料藻の採集量など) 3.宍道湖−50年前の水面下の世界と人々の暮らし−(調査方法/宍道湖における水草の種類と繁茂状況/宍道湖における水草および水草帯の利用状況など) 4.山陰地方の小規模な潟湖−50年前の水面下の世界と人々の暮らし−(湖山池/東郷湖/神西湖など) 5.全国の湖沼−50年前の水面下の世界と人々の暮らし−(東北地方(八郎潟/尾駮沼)/関東地方(涸沼/霞ヶ浦/印旛沼/手賀沼)/中部地方(浜名湖/諏訪湖)/近畿地方(琵琶湖)/北陸地方(河北潟/三方五湖)など) 6.沈水植物が繁茂していた頃の湖沼生態系と物質循環(「里湖」文化としての肥料藻採集/沈水植物が繁茂していた頃の湖沼における栄養塩循環/湖沼生態系における沈水植物群落の機能/沈水植物群落の衰退とその原因/沈水植物群落消滅が湖沼生態系に与えた影響) 7.自然再生事業と「里湖」文化の今日的意義−結語にかえて 付表:モク採り関連年表(肥料藻採集実態の湖沼間比較/社会の変化と湖沼環境の変化) |
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<推薦のことば>西條八束(名古屋大学名誉教授) <目次> |
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B5判/255ページ/定価4,725円(税込)/ISBN4-915342-42-5 比較的新しい陸水生態系であり,あまり研究がなされていないダム湖の生態系について総括的に解説した書の初の翻訳。ダム湖は水理学,水文学,流体力学分野の技術者や,微生物,底生動物,プランクトン,魚類などについての生物学者,あるいは水環境の研究をする生態学者が学際的な研究を行なう格好の実験環境となりうるところでもある。このようなダム湖を有効に機能させ,なおかつ豊かな生態学的環境を維持していくためにはどうしたらよいか,また天然湖沼とダム湖の相違点ならびに共通点や河川流入との関連,連続した周囲の生態系との関わりをわかりやすく解説した。 【主要目次】 |
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A5判/約600ページ/定価8,925円(税込み) 水産・海洋に関する最新の幅広い知識をまとめた,水産・海洋系学部研究者,学生,大学院生ならびに水産関連部局の行政担当者,水産試験場,水産関連企業等の研究者,技術者必携の書。 |
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B5判/368頁/5,800円[税別]/ISBN4-915342-41-7 C3062/ソフトカバー/2003年9月20日発行 水産増殖が盛んに研究されていた時代に活躍した著名な研究者の記した研究報告を資料集としてまとめた一冊。現代にも通じる偉大な業績集。水産増殖論とセットでどうぞ。 水産増殖資料(1956.4−1965.2) 1 志津川湾産マダコの成熟に関する研究(I) 田中二良/2 福江湾伊川津海苔漁場における耕耘試験結果 大島泰雄・平野礼次郎・斎藤雄之助・鈴木忠雄/(3:欠号)/4 バフンウニの投石による生産効果について 大島泰雄・田中二良/5 走水のタイラギとその漁業 田中二良/6 イセエビの増殖.特に全漁場休漁,禁漁区の設置及び輪採による効果事例とその効果見積りについて 野中忠・大島泰雄/7 ウニの増殖(1)福井県におけるバフンウニの漁獲について 大島泰雄/8 魚礁の生産効果(I)神奈川県横須賀市鴨居漁協地先の魚礁について 大島研究室・神奈川水試/9 三重県松坂市松名瀬地先における整地・作澪のアオノリ生産におよぼした効果について 大島泰雄・宮村光武/10 神奈川県城ケ島地先におけるテングサの生産に対する投石の効果について 井上正昭・大島泰雄・田中二良/11 福井県におけるバフンウニの投石効果:投石量と漁獲努力量の関係 大島泰雄/12 コンクリート面造成によるイワノリの増殖効果事例 大島泰雄/13 浅海増殖事業経済効果算定に関する新井試案について 大島泰雄/14 三重県錦町における輸採によるイセエビの生産について 野中忠・大島泰雄/15 神奈川県瀬ノ海に沈設された大型魚礁の生産効果について 渡辺博之・大島泰雄/16 愛知県三河湾沿岸における海苔漁場の整地造成による生産効果 倉掛武雄・大島泰雄:ブルドーザーによる浅海開発(整地その他)事業経費について 倉掛武雄/17 ワカメ増殖事業の時期に関する二・三の考察 斎藤雄之助/18 瀬戸内海魚礁調査一覧表からみた魚礁の漁獲効果について 大島泰雄/19 テングサの採取が行なわれている場合の添加率と投石による効果の見積りについて 大島泰雄/20 知多半島南部におけるワカメの生産 愛知県豊浜漁協地先におけるワカメ増殖方法とその効果について 大島泰雄・斎藤雄之助・倉掛武雄/21 三重県桃取漁協のナマコの生産について 大島泰雄・宮村光武/22 ワカメの増殖一岩礁爆破による生産効果 大島泰雄:投石によるテングサの生産増加 大島泰雄/23 山口県秋穂漁協における魚礁の生産効果 宇都宮正・田中二良・大島泰雄/24 神奈川県瀬ノ海に沈設された大型魚礁の生産効果について(I) 大島泰雄・渡辺博之・小林良雄/25 ワカメ増殖事業の生産効果に関する検討 斎藤雄之助/26 小湊東水大臨海実験所地先の禁漁区におけるイセエビの調査資料 大島泰雄/27 コンクリート面造成によるイワノリの増殖効果(I) 片田実・古旗喜太夫/28 ナマコの増殖に対する投石(築磯)の意義とその効果についての検討 大島泰雄:ナマコの投石事業の生産効果について 大島泰雄/29 イセエビの標識放流について 野中忠・大島泰雄/30 魚礁に関する資料2 大島泰雄/31 伊豆大島におけるテングサの投石による生産効果 大島泰雄/32 増殖資料NO.25の検討(ワカメ投石事業の効果の検討) 片田実/33 アワビ標識放流試験 井上正昭・大島泰雄/34 和歌山県加太漁協における魚礁の生産効果 田中二良・大島泰雄・宮本正昭・梅渓悦則/35 海苔漁場整地造成による生産効果の見積りに関する二・三の試み 片田実/36 岩礁爆破によるワカメの生産効果 投石によるテングサの増産効果 片田実/37 人工魚礁の生産効果に関する検討 大島泰雄/38 ハマチの小割養殖 特にその出支の検討 大島泰雄/39 タコ産卵施設事業の生産効果について 大島泰雄 農林漁業試験研究分担研究報告 1 海藻生産の生態的解析 増殖効果ゼミナール資料 1 水産増殖資料No.6及び7に関する数理的解析 田内森三郎/2 水産増殖資料No.9,10,11に関する数理的解析 田内森三郎/3 水産増殖資料No.12,14,15,16及び伊豆浅海開発資料No.3,6号に関する数理的解析 田内森三郎/4 水産増殖資料No.17,18,19及び伊豆浅海開発資料No.10に関する数理的解析 田内森三郎/5 水産増殖資料No.20,21に関する数理的解析 田内森三郎/6 水産増殖資料No.22,23,24,26,28,29,30,31に関する数理的解析 田内森三郎/7 水産増殖資料No.33に関する数理的解析 田内森三郎 |
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B5判/242頁/3,800円[税別]/ISBN4-915342-35-2 C3062/2003年1月20日発行 水産増殖に情熱を注いだ多くの研究者の紹介とその代表的な意見や,現在もなお注目されるべき研究内容を一同に集めた。時代の流れとともに移り変わる水産業への期待度や実績をこの一冊からくみ取っていただきたい。 I 章 水産増殖についての考え方 II 章 行政と研究 III 章 増殖の諸問題 IV 章 栽培漁業 V 章 水産増殖研究会の歩み 再録論文初出一覧 |
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<在庫切れ>鯨類資源の持続的利用は可能か 鯨類資源研究の最前線 2002年下関IWC開催を前に、捕鯨の再開や鯨の捕食問題を巡る議論が盛んとなっている。しかし、その根底にある科学的事実は一般には余り理解されていない。本書は、我が国の鯨類資源研究のリーダーである遠洋水研加藤秀弘鯨類生態研究室長と日鯨研大隅清治理事長の編集により、現在の鯨類資源学で焦点となっているトピックスや鯨類調査の新技術にいて、研究の最前線にいる研究者自身が各々の専門分野を分かりやすくまとめてある。鯨類資源学の最も今日的な専門書として、また大学院生、学部学生の演習やゼミ資料として、さらに鯨類学や捕鯨問題に関心のある方々への基礎情報として、価値ある一冊。 B5判 213pp. 本体3,000円[税別](送料240円) |
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| <鯨類の持続的利用は可能か> |
| 鯨類特集にあたり―我が国における鯨類資源研究の方向性―(加藤秀弘)/鯨類資源の利用の歴史とIWC(大隅清治)/鯨類捕獲調査が目指すもの(藤瀬良弘) /IWC改訂管理方式(田中栄次)/生態系と鯨類(川原重幸)/小型鯨類の管理(岩崎俊秀・木白俊哉・加藤秀弘)/日本の鯨類目視調査の現状と将来(宮下富夫) /鯨類の持続的利用は可能か?(畑中寛) |
| <性成熟年齢の若齢化が意味するもの> |
| ミンククジラの性成熟年齢若齢化が意味するもの―南極海大型鯨類の動態と新たな調査計画の展開―(加藤秀弘)/小型鯨類の衛星追跡(岩崎俊秀)/マイクロデータロガーによるアカウミガメの潜水行動の研究(南川真吾) |
| <鯨類調査の新技術> |
| 鯨類における遺伝学的手法を用いた系群判別(後藤睦夫・上田真久)/ハクジラ類の年齢査定(木白俊哉)/耳垢栓を用いたヒゲクジラ類の年齢査定技術―南半球産ミンククジラを例として―(銭谷亮子・加藤秀弘/南極海におけるクロミンククジラアセスメント航海の変遷と概要(松岡耕二)/ヒゲクジラ類の食性解析―生態系解明の手段としての技術−(田村力)/鯨類の潜水行動研究(大谷誠司)/鯨類における音響調査技術の現状と展望(島田裕之)/バイオプシー・サンプリングシステムの開発(西脇茂利)/ハクジラ類の胃内容物精密分析手技―古くて新しい食性研究のスタンダード―(大泉宏)/計量魚群探知機による鯨類餌生物調査(村瀬弘人・木和田広司)/有機塩素化合物や重金属をトレーサーとした鯨類の生態解明の試み(藤瀬良弘・安永玄太・田辺信介)/鯨類の資源量推定のための飛行機目視調査―スナメリに対する調査―(吉田英可)/安定同位体比を用いた鯨類の生態研究(坂東武治)/鯨類の人工授精に向けて―雄ミンククジラにおける精子の保存と利用―(茂越敏弘)/南極海鯨類目視調査による資源量推定方法の問題点―観察者の経験年数を例として―(森光代・松田裕之)/鯨類資源変動傾向の解析のためのHITTER-FITTERプログラム(袴田高志)/IWCで用いられている鯨類資源評価・管理に関する数理的手法(岡村寛) |
| <調査と倫理> |
| JARPAの南極海産大型鯨類の生物学的情報入手への貢献(ルイス A. パステネ)/人道的捕殺とは何か―捕鯨と動物福祉―(石川創) |
| −コラム−世紀を越えたシロナガスクジラ(加藤秀弘) |
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