東京大学三崎臨海実験所雑記

毛利 秀雄:著
A5判/178頁/定価 本体1,800円(税別)/ISBN978-4-915342-60-8


昭 和28年(1953年)に東京大学理学部動物学科を卒業し,1年あまり大学院生活をすごしたのち,翌年7月に神奈川県三浦市三崎町小網代(油壺)にある理 学部付属臨海実験所(三崎臨海実験所)に助手として赴任した著者が5年にわたる歳月を綴った日記を書籍にしました。本文はほぼもとのままで再録し,当時の 雰囲気をそのまま伝えていますが,読者の理解のために人名やそのほか随所に加筆をしています。
臨海実験所という場所の特徴やそこでの人々の生活はもとより,研究者という人々がみなとても個性的で,どれだけ自分たちの研究に熱意を注いでいたか,その時代にタイムスリップしたかのように身近に感じることができます。
かつて,ここに依った人々が細胞分裂の根幹のしくみや,受精の際の精子の先体反応や走化性,鞭毛運動や細胞周期のたいせつな要素などを世界に先駆けてつぎつぎに明らかにしてきた研究の背景をかい間見ることのできる貴重な内容です。


【目次】
はじめに/三崎臨海実験所地図
1955年(昭和30年)/1956年(昭和31年)/1957年(昭和32年)/1958年(昭和33年)/1959年(昭和34年)
あとがき/三崎臨海実験所略年表/参考書籍/人名索引



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